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第2回 海外ドラマNAVI“勝手に”アワード 異論・反論・オブジェクション!?的に応援しちゃいます!<その5>

「最強のゲストスター」はなんといってもウィリアム・ハート!

最強のゲスト出演は、やはり『ダメージ』のウィリアム・ハート。ウィリアム・ハートといえば、知的な演技派、性格俳優のイメージが強いが、パティ・ヒューズの“旧友”そしてクライアントとして登場する彼は、みるものの期待を裏切らなかった。腹にいちもつもふたもつも抱えたインテリで複雑な男という、まさに俳優ウィリアム・ハートが真骨頂とする役柄を完璧に演じてくれた。
『蜘蛛女のキス』(1985年)でゲイの性犯罪者を演じてアカデミー賞主演男優賞をとり、『愛は静けさの中で』(1986年)で世界中を泣かせてまたのオスカー候補となるなど、輝いていた80年代から四半世紀以上が過ぎ、今ではすっかりひたいの輝くオッサンになってしまってお腹と貫禄が出まくりのウィリアムだが、その圧倒的な存在感や深くて説得力のある声は健在。ことに主役のグレン・クローズとのからみでは、強力なケミストリーが生じているのをみすごすことはできない。
また、ミスター・ハートは共演した女優と浮き名を流しがちな俳優のひとりだが(母親違いの娘息子が4人!)、過去には、映画『再会の時』(1983年)の共演をきっかけにグレン・クローズと短い間つき合っていたこともあるとか。これは今回のドラマの設定とかぶるようで意味深!?
最後に、最強のゲスト出演の候補者には残念ながら漏れたが、『ダメージ』シーズン2の敵対する弁護士クレア・マドックスを演じたマーシャ・ゲイ・ハーデンも捨て難い。グレン・クローズとの女の対決はキョーレツそのもの。女を売りにしているところもあるクレアの服装は、いつも胸元がざっくり開いていて谷間を強調していたのも印象的だった。身体で勝負するには、とうがたちすぎている感も否めないが、「最強の谷間」熟女編があれば、ぜひ推薦したい。

ほりうちあつこ


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