速報!第82回アカデミー賞受賞式

いよいよ明日は、第82回アカデミー賞の発表です。昨年の速報に続いて、海外ドラマNAVIは今年も速報をやっちゃいます!
外国語映画賞の『おくりびと』や『スラムドッグ$ミリオネア』の独走と盛り上がった第81回に対して、第82回はどんなサプライズやエンターテイメントがまっているでしょうか!?
明日が待ち遠しいですね!

ということで、アカデミー賞当日となりました。
朝からアカデミー賞の話題で持ちきりでしたね。それでは今年も速報始めます!
作品賞は!? 監督賞は!? 主演賞は!? オスカーは誰の手に!?
***
受賞作品は、★赤文字で表記しています。
発表され次第、リアルタイムで更新してますので、お見逃しなく!
詳細は、ニュースでもお知らせしていますので、こちらも要チェックです!

 

■『第82回アカデミー賞受賞式』WOWOWにて独占生中継!

<作品賞> →ニュースを読む
 『アバター』
 『しあわせの隠れ場所』
 『第9地区』
 『17歳の肖像』
★『ハート・ロッカー』
 『イングロリアス・バスターズ』
 『プレシャス』
 『ア・シリアス・マン』(原題)
 『カールじいさんの空飛ぶ家』
 『マイレージ、マイライフ』

<監督賞> →ニュースを読む
 ジェームズ・キャメロン監督 『アバター』
★キャスリン・ビグロー監督 『ハート・ロッカー』
 クエンティン・タランティーノ監督 『イングロリアス・バスターズ』
 リー・ダニエルズ監督 『プレシャス』
 ジェイソン・ライトマン監督 『マイレージ、マイライフ』

<主演男優賞> →ニュースを読む
★ジェフ・ブリッジス 『クレイジー・ハート』(原題)
 ジョージ・クルーニー 『マイレージ、マイライフ』
 コリン・ファース 『ア・シングル・マン』(原題)
 モーガン・フリーマン 『インビクタス/負けざる者たち』
 ジェレミー・レナー 『ハート・ロッカー』

<主演女優賞> →ニュースを読む
★サンドラ・ブロック 『しあわせの隠れ場所』
 ヘレン・ミレン 『ザ・ラスト・ステーション』(原題)
 キャリー・マリガン 『17歳の肖像』
 ガボレイ・シディベ 『プレシャス』
 メリル・ストリープ 『ジュリー&ジュリア』

<助演男優賞> →ニュースを読む
 マット・デイモン 『インビクタス/負けざる者たち』
 ウディ・ハレルソン 『ザ・メッセンジャー』(原題)
 クリストファー・プラマー 『ザ・ラスト・ステーション』(原題)
 スタンリー・トゥッチ 『ラブリーボーン』
★クリストフ・ヴァルツ 『イングロリアス・バスターズ』

<助演女優賞> →ニュースを読む
 ペネロペ・クルス 『NINE』
 ヴェラ・ファーミガ 『マイレージ、マイライフ』
 マギー・ギレンホール 『クレイジー・ハート』(原題)
 アナ・ケンドリック 『マイレージ、マイライフ』
★モニーク 『プレシャス』

<外国語映画賞> →ニュースを読む
 『Ajami』(原題) イスラエル
★『瞳の奥の秘密 EL SECRETO DE SUS OJOS』 アルゼンチン
 『ザ・ミルク・オブ・ソロウ』 ペルー
 『Un Prophete(予言者)』(原題) フランス
 『ザ・ホワイト・リボン』(原題) ドイツ

<長編アニメ映画賞>
 『コララインとボタンの魔女 3D』
 『ファンタスティック・ミスター・フォックス』(原題)
 『プリンセスと魔法のキス』
 『ブレンダンとケルズの秘密』
★『カールじいさんの空飛ぶ家』

<長編ドキュメンタリー賞> →ニュースを読む
 『ビルマVJ』(原題)
★『ザ・コーヴ』(原題)
 『フード・インク』(原題)
 『ザ・モスト・デンジャラス・マン・イン・アメリカ』(原題)
 『フイッチ・ウエイ・ホーム』(原題)

<短編ドキュメンタリー賞>
 『China's Unnatural Disaster:The Tears of Sichuan Province』(原題)
 『The Last Campaign of Governor Booth Gardner』(原題)
 『The Last Truck: Closing of a GM Plant』(原題)
★『Music by Prudence』(原題)
 『Rabbit a la Berlin』(原題)

<脚本賞>
★『ハート・ロッカー』
 『イングロリアス・バスターズ』
 『ザ・メッセンジャー』(原題)
 『ア・シリアス・マン』(原題)
 『カールじいさんの空飛ぶ家』

<脚色賞>
 『第9地区』
 『17歳の肖像』
 『イン・ザ・ループ』(原題)
★『プレシャス』
 『マイレージ、マイライフ』

<撮影賞> →ニュースを読む
★『アバター』
 『ハリー・ポッターと謎のプリンス』
 『ハート・ロッカー』
 『イングロリアス・バスターズ』
 『ザ・ホワイト・リボン』(原題)

<編集賞> →ニュースを読む
 『アバター』
 『第9地区』
★『ハート・ロッカー』
 『イングロリアス・バスターズ』
 『プレシャス』

<美術賞> →ニュースを読む
★『アバター』
 『Dr.パルナサスの鏡』
 『NINE』
 『シャーロック・ホームズ』
 『ヴィクトリア女王 世紀の愛』

<衣装デザイン賞> →ニュースを読む
 『ブライト・スター』(原題)
 『ココ・アヴァン・シャネル』
 『Dr.パルナサスの鏡』
 『NINE』
★『ヴィクトリア女王 世紀の愛』

<作曲賞>
 『アバター』
 『ファンタスティック・ミスター・フォックス』(原題)
 『ハート・ロッカー』
 『シャーロック・ホームズ』
★『カールじいさんの空飛ぶ家』

<歌曲賞>
 “Almost There” (『プリンセスと魔法のキス』)
 “Down in New Orleans” (『プリンセスと魔法のキス』)
 “Loin de Paname” (『幸せはシャンソニア劇場から』)
 “Take It All” (『NINE』)
★“The Weary Kind (Theme from Crazy Heart)” (『クレイジー・ハート』(原題))

<録音賞> →ニュースを読む
 『アバター』
★『ハート・ロッカー』
 『イングロリアス・バスターズ』
 『スター・トレック』
 『トランスフォーマー/リベンジ』

<音響編集賞> →ニュースを読む
 『アバター』
★『ハート・ロッカー』
 『イングロリアス・バスターズ』
 『スター・トレック』
 『カールじいさんの空飛ぶ家』

<メイクアップ賞>
 『イル・ディーヴォ』
★『スター・トレック』
 『ヴィクトリア女王 世紀の愛』

<視覚効果賞> →ニュースを読む
★『アバター』
 『第9地区』
 『スター・トレック』

<短編実写映画賞>
 『ザ・ドア』(原題)
 『インステッド・オブ・アブラカダブラ』(原題)
 『カヴィ』(原題)
 『ミラクル・フィッシュ』(原題)
★『ザ・ニュー・テナント』(原題)

<短編アニメ映画賞>
 『フレンチ・ロースト』(原題)
 『オグリムおばあちゃんの眠りの森の美女』
 『ザ・レディー&ザ・リーパー』(原題)
★『ロゴラマ』(原題)
 『ウォレスとグルミット/ベーカリー街の悪夢』

★第82回アカデミー賞授賞式の模様は、本日(3月8日)夜9:00より字幕版で放送されるほか、3月14日(日)夜6:00よりダイジェスト版でWOWOWにて放送されます。

『LOST』クライマックスの鍵を握る「道厳」役の真田広之、緊急来日インタビュー!(ファイナル・シーズンのヒント付き)

昨年夏に飛び込んできた「真田広之、『LOST』ファイナル・シーズンに出演決定!」のニュースは驚きだった。海外進出といえども映画俳優として活躍していた真田がドラマ『LOST』に出演し、それもファイナル・シーズンの鍵を握る重要な役柄としての起用だと伝えられた。そして数ヶ月の時を経て、2010年2月2日。『LOST』ファイナル・シーズンがアメリカでプレミア放送され、世界が注目するクライマックスに向けたシーズンと謎に包まれた真田の姿が明らかになった。
この直後、緊急帰国した真田は、日本のファンに向けて『LOST』ファイナル・シーズンについて語った。

 

 

■製作者の言葉を信じて飛び込んだ!

普通なら脚本を見ずに出演作を決めたりはしないと言う真田。だが、何もかもが謎に包まれたこのドラマ、交渉の前にそんなものは存在しない。「内容次第で決めるからという話を返したら、とにかくクリエーターと会ってくれと。それから、やるかやらないかを決めてくれと言われたんです」。そして、製作総指揮のカールトン・キューズとデイモン・リンデロフと真田の3人で濃~い1時間の密室ガチンコトークが繰り広げられた。

ハリウッド作品での日本や日本人の描かれ方はときに、当の日本人が見て気持ちのいいものとはいい難い。真田は物語における役割、役柄、経歴、そして、宗教・政治・日本の文化などがどのように扱われているのかを聞いたという。

「心配事は全部ぶつけました。それに対して全て真摯に的確に答えてくださいましたし、カルチャーに対する理解とリスペクトというのが根底にありました。ただ単にビジネスとしてヒットを飛ばしてハリウッド風を吹かしている人達とは違う、クリエーターとして信じられる人達だと判断したんです。信じて飛び込んでみようという気になりました。そういう意味ではギャンブルに近い賭けだったのですが、この賭けに関しては“ロスト”しなかったかな」
 

■道厳(DOGEN)を演じる

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真田が演じるテンプルマスターの道厳は、ミステリアスな部分と可能性を秘めた役で、ひとつのパターンでは収まらないいろんな要素を兼ね備えた役。
ストーリー展開は次の台本が来るまでまったくわからないという中で、真田は役柄の「役割」を果たすことが第一と考え、イメージを最大限に膨らませ、どんな未来が来ても通用するように極力シンプルに役を作っていった。

そして、「どんなインパクトを必要とされるのか。島に住んでいるリアリティは出しながらも、ある程度は他のキャストからは浮いていなければいけない。その浮き具合となじみ具合のバランスは非常に考えましたし、監督とも相談しました」

道厳は、ドラマをクライマックスへと導く重要な存在。それを演じるという大きな重責を担った真田だが、さらに大きな試練が与えられた。

「この話を受けたときは日本語しか話さない役と伺ったんですが、少しずつ配分が変わってきまして・・・」と、結局最後は舞台でもなかなかないような英語の長台詞をしゃべることになった。「しかも台本が(撮影の)5日前とかに届くわけですよ。いっぱいいっぱいどころか開き直りに近い。それも最初からこうなることは全部計算されていたんじゃないかって思いましたね」
 

■ハリウッドのど真ん中で日本人俳優として演じること

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真田は海外の大作映画に多く出演し活躍している数少ない俳優だ。ハリウッドで演じる苦労はあるのだろうか?

「以前と比べるとアジアへの関心が高まりニーズも増えていますが、どうしてもステレオタイプな日本人像を押しつけられるというのはあると思います。やらざるを得ないこともあると思いますが、できる限り戦って、少しでもおかしなところを直していく。交渉の仕方が非常に難しいところです」

だが、少しずつでも変えていければ、それが新しい常識になり時代は変わる。

「本当に対等なアーティスト同士として、クリエーター同士として対等な関係を築けるようにしたいですね。壁は取っ払って、橋かけて、舗装までして次に渡したいなと思います」

 

■クライマックスの鍵を握る男

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初めて真田の手元に台本が届いたのは、自腹で購入したDVDの全シーズンを制覇した直後だった。

最初に台本を読んだときは、「何度も出てきたあのテンプルのような建物に・・・。俺は知らなかったけど、実はあそこにずっといたんだ。ここだったんだ!」という驚きがあったと振り返る。実際、死にかけた仲間を連れたジャックらが助けを求めて道厳のもとを訪れるところからファイナル・シーズンは始まる。

製作総指揮のカールトン・キューズ曰く、「この非常に重要な役どころには、パワフルでカリスマ的な存在間を出せる俳優が必要で、脚本はヒロ(真田)の起用が決まってから組み立てた」というから、このファイナル・シーズンで真田演じる道厳がどれだけ大きな存在なのか想像できる。

初登場シーンでの道厳の第一声は、“誰だ、お前たち”。「視聴者が、“お前こそ誰だ?”という突っ込みをするのが現場で聞こえてきながら、それが一種の快感であり、エネルギーだったんです」

初めはいわゆるステレオタイプなマスターから入っていくが、だんだんとその様を変えていく。「ここが複雑で難しいところなんですが、物語が進むにつれて、なぜ彼がそこに住むようになったのか、そして、その過去がだんだんわかってくるんです。これ以上言えないんですけど・・・。その辺を楽しんでいただければと思います」

ネタバレ厳禁なこのドラマにあって、インタビューを受ける真田の言葉の一つ一つが慎重なものだったが、ヒントはいくつかゲットした。

・道厳はファイナルシーズンの鍵
・道厳は数年前から島に住んでいる
・道厳の出身地は日本
・ファイナルシーズンの重要な点は登場人物の運命
・小さな謎はそのままになるものもあるが、大きな意味での謎は完結する

さて、みなさん。『LOST』ファイナル・シーズンに乗り遅れて“ロスト”しませんように。

 

■真田広之さん出演!『LOST』ファイナル・シーズン
AXNにて5月、第1話のプレミア放送決定!
現在、シーズン1~5全103話連続放送中!
■3・26緊急特別企画「LOST」一挙放送(第1話~29話をノンストップで放送!)
3月26日(金)23:00~27日(土)深夜1:00

 

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DVDリスト

  • 『LOST<ファイナル・シーズン>』
  • 『CSI:NY5』
  • 『新ビバリーヒルズ青春白書 90210<シーズン1> 』
  • 『アグリー・ベティ<シーズン3>』
  • 『マッドメン<シーズン1>』